FXという資産運用の中身と低レバレッジ、狭スプレッドで、レンジ相場

2016年3月30日

最近、巷でも耳にすることが多くなってきたFX。
FXの正式名称は、外国為替証拠金取引(foreign exchange)という。株式や先物取引などのような資産運用の一つである。

よくニュースの最後に「現在の外国為替市場は1ドル112円20銭~25銭で取引されています」といった情報が報道されているのを日常的に見聞きしていると思うのだが、FXではこの為替相場を元に取引をする。

FXの仕組みを理解するためには、海外旅行をした時のことを考えると分かりやすい。

例えば、アメリカへ旅行する場合は、向こうでの買い物などで日本円はもちろん使えない。

そのため、米ドルへ両替しなければならないが、この時に参考にされるのがドル円の為替相場である。上記でご紹介した、『1ドル112円20銭~25銭』のことである。

渡航する時の為替相場が1ドル100円だったとし、4日後帰国する時に1ドル102円と2円円安になっていたとすると、同じお金を両替しているはずなのに2円多く返ってくるという現象が発生する。
FXは、この仕組みを取引に応用したものである。

私的に思うFXは、なるべくレバレッジを低くして、スプレッドの狭い通貨ペアで、レンジ相場に対応していくことが勝率アップになるのではないかと考えています。

レバレッジが大きいと口座残高の増減が大きくなり、安定した取引が見込めません。

急にどちらかに動いたとして対応しきれなくなります。

スプレッドが広いと、取引するたびに、損失寄りがちです。レバレッジが大きくてスプレッドが広いとき、1取引で1万円ぐらい損失しますが、そうすると臨機応変に取引することが困難です。

日本のFX業者はレバレッジ25倍のみだから、まずまず低レベレッジといえますが
海外FXではレバレッジ1倍、10倍に設定することができるため、日本の業者より低く設定するならおすすめです。

レンジ相場はFXではおなじみで、つねづねレンジになっています。これに対応することができれば、ある程度利益が見込めるのではないでしょうか。

FXの取引形態は多様であり、10分~30分程度という超短期間で取引を行うスキャルピング、数時間から長くてもその日のうちに取引を終了するデイトレード(デイトレ)、取引期間が1週間~数ヶ月前にも及ぶ長期トレードである、スイングトレードなど、トレーダーによって様々な取引形態があるが、ほとんどの方々はデイトレで取引をしていることが多いという。

理由は、恐らく『初心者が一番やりやすいやり方』であるからであろう。同じFXでも、この3つは取引の仕方が全く違うのである。具体的には、?一回の取引で何pips抜くか。?どの時間軸のチャートを意識するのか。

損切りラインはどこに引くのか。経済指標をどう捉えるのか、など。
まだまだ違いはたくさんあるが、少なくともこの4つの要素に関しては全く異なるため、混同して取引をすることは非常に危険である。

ざっとご紹介すると、まずスキャルピングの場合は『1回の取引で3~5pips』を抜くことを目的とする。多くても10pipsといった所までだろうか。「10分で3000円ゲットした」などと話す人は、主にこのスキャルピングという手法で取引を行っている。

為替チャートの特徴として、『時間軸が小さいチャートほど値動きが激しく見える』という特徴がある。日足よりも1時間足、1時間足よりも10分足の方が、値動きが激しく見えるのだが、このスキャルピングでは『より小さい時間軸のチャートを見て取引をする』ため、値動きが激しい環境で取引をしなければならないのである。

数分数秒で変化していく為替の動きを追わなければならないため、瞬間的な判断力が要求される。

ポジション保有時間が短くなりがちな為、比較的少額からでも始められやすいが、トレードの際ロット数が多くなりがちの為、一瞬で資産が吹っ飛ぶ可能性が一番高い取引手法でもある。

デイトレの場合は『1回の取引で10~50pips』を抜くことを目標とする。

このトレードスタイルの特徴は、ポジションを保有しても基本的には翌日まで持ち越さないということだ。

翌日まで持ち越すとスワップポイントも発生するのだが、基本的には1日以内で決済をする。

デイトレでは1時間足を主に参考とするため、数時間かけて変化する為替の動きを追うため、スキャルピングよりもゆったりとしたトレードが可能となる。

スキャルピングと比較すると、ロット数を小さく抑えてトレードすることになる為、資産が吹っ飛ぶ前に損切りが間に合うというメリットがある。

例えば損切りについて考えると、スキャルピングの場合ポジションを保有してその1分後に10~20pips動いたりなどがザラに起こる為、取引の性質上損切りラインを瞬間的に引かなければならない。対して、デイトレードの場合はゆったりとしたトレードが可能である為、ポジション保有した後にどこに損切りラインを入れるかをじっくり考えることができる。

「うわ、値動きが激しい。何だよこれ!早く損切りしないと損がデカくなってしまう。どうしよう、どこに引けばいいんだ!?」と迷うことがあるようであれば、スキャルピングは止めておいた方がよい。

スイングトレードは、基本的には『ポジションを保有し続ける』ことを目的とする。
ポジションを保有することによって発生するスワップポイント獲得なども、その目的の一つだ。

数ヶ月間にも及ぶ長期トレードになる可能性もあり、一回の取引で『100pips~200pips』を視野に入れたトレードを行う。

スイングトレードでは、主に日足チャートを参考に取引を組み立てていくのだが、日常的に月足などの大きな為替の動きにも注意するクセがついているため、他のトレードスタイルと比べ『為替相場の異常にいち早く気がつける』という最大のメリットがある。

例えば、リーマンショックの時は多くの投資家が資産を失ったことで有名だが、実はリーマンショックが起こる1ヶ月前に月足チャートを見ると、25SMAをローソク足が大きく割る動きを見せていた。この動きは過去数ヶ月間全く目にしたことがない光景であり、普段から月足をチェックしていれば、「あれ?何だかおかしいぞ」と気がつく現象であったという。

リスクに気がつきやすく、損をするのが少ないトレードスタイルではあるが、利益を獲得出来るのが数ヶ月後などかなり時間がかかり、それなりに余裕資産が多くないと現実的な利益が獲得できない手法でもある。投資で生計を立てようと考えてる人には、あまり向いていない手法でもある。

例えば、預貯金が数百万円あり、定期預金を組むよりも利益が期待できるなど、そういったことを考えてる人にはうってつけの手法である。

FXと一言にいっても、このようにやり方は様々ある。最近ではスマホのアプリで手軽に取引もでき、国内の証券会社の場合ネットバンクの口座を開設していれば、スマホ上で取引する為のお金や、利益などを入出金できるようになっている。

FXは数ある資産運用の中でもリスクは高いが、だからこそそのリスクが何なのかをしっかり押さえておく必要がある。それを踏まえ、資産を吹っ飛ばすなどの無理な取引をせず、計画的な運用をしたいものである。

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